温かくなる時期、特にデスクワークや車移動が多い方に多い悩みが「パンツの中の蒸れ」です。
私もかつて悩まされていたのですが、複数の方法を組み合わせる事でかなり改善したので、今回はその方法をご紹介します。
1.通気性の良いパンツにする
一つ目は当サイトでも何度か紹介してきた「通気性の良いパンツにする」です。
最近のオススメはグンゼYGの「アセドロン・鹿の子」シリーズです。吸放湿性に優れた素材の組み合わせで、汗をかいてもすぐにサラサラになります。価格も千円台前半と手頃です。
最近は春夏に限らず、通年でこのシリーズを使うようになりました。
ただし、欠点は肌色でもカットオフでもないこと。
パンツの場合、アンダーシャツのように透けることはなく、ビジネスシーンでは困らないのですが、夏のカジュアルシーンで、薄手・淡色のズボンでも気にせず履けるように、ラインナップが増えるといいですね……。
2.椅子の座面をメッシュにする
次に効果があったのは椅子の座面をメッシュにすること。
会社の備品の場合はおいそれと交換するのは難しいかも知れませんが、リモートワークが多い方や、個人事業の方、あるいは会社の椅子を思いのままにできる権限のある方^^; はぜひ試してください。
また、オカムラやイトーキといったメジャー所の椅子は、座面だけ交換出来るものもあります。
椅子そのものを交換しづらい場合は、ぜひ座面の交換にトライしてみてください。(私も自宅で使っていた先代椅子は、座面がヘタった際にメッシュに交換しました。)
椅子そのものの定価の、おおよそ2~3割の金額で販売されています。(ただし、取り扱いは少ないので、個人でかう場合はメーカーに型番を確認して、通販で発注すると一番安く買えると思います。)
なお、私が現在自宅で愛用しているのはオカムラのコンテッサII(セコンダ)です。値が張りますが(近年かなり上がりました)、長時間座っていても全く疲れずもちろん蒸れにくいです。自宅で作業する時間が多い方は、参考にしてみて下さい。
3.スタンディングデスクを使う
蒸れの原因は、陰部が座面と太ももに挟まれかつ動かない状態が長時間続く、着座の姿勢にあります。
そのため、立ったままの作業であれば、比較的蒸れにくい状況になります。
近年は着座状態が続くと健康に悪いことも指摘されているため、先進的なオフィスではスタンディングデスクの導入が続いていて、自宅用のスタンディングデスクも売上が伸びているそう(稼働式で、座っても立っても使える物が多いです。)。
私は、自宅のスタンディングデスク化は未了ですが、出社した際は積極的に利用するようにしています。
4.毛を短く切る
陰毛を短くしたり剃ったりするのも、蒸れの低減にかなり効果があります。
本サイトでもグルーミング用のシェーバーを何度か紹介しましたが、初めは少し恥ずかしいものの、慣れてしまえばその快適さに元には戻れなくなります。
とはいえ、生涯で剃毛する時間や回数を考えると、一番良いのは脱毛なのでしょうが、まだそこまでには至っていません^^;(だれか背中を押してください
オススメはフィリップス ボディーグルーマー 7000シリーズです。詳細は以下の記事を参照してください。
-
フィリップス ボディーグルーマー 7000シリーズが凄い件
フィリップス ボディーグルーマー 7000シリーズの凄いポイントを徹底解説。これまでのボディグルーマーの悩みを解決できる製品だと感じました。
5.ベビーパウダーを使う
1~4を活用しても、気温や湿度によっては汗がたまり、そしてかゆくなります……。
そんなときに有効なのは、ベビーパウダーです。
汗をかいてもベタベタにならず、不快感やかゆみの発生を防いでくれます。昔ながらの方法ではありますが、個人的にはかなり効果がありました。
欠点は、塗布する際にベビーパウダーの粉が飛び散ることですが、ハードタイプ(固形で、スポンジを使って塗ります)を使うと飛び散りが少ないのでオススメです。
↓ハードタイプ
おわりに
余談ですが、スーツスタイルの場合は、トラウザーズ(ズボン)を少し大きめに作り、ズボン吊り(サスペンダー)で吊すと空気の出入りが起きてかなり快適になります。
ただし、その場合はウェストコートをタイトに作り、腰の「くびれ」を作らないと、一気に野暮ったくなるので注意が必要です。(カジュアル着のスタイリングでもよく言われることですが、どこか一カ所をタイトにすることが格好良く見せる秘訣です。)
今回は少しニッチな話でしたが、夏場の下半身のムレについて、皆さんはどんな工夫をしていますか? よろしければコメント欄で教えてください。