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本サイトの今後と、令和7年ベストバイ

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突然ですが、本年限りで当サイトの記事投稿を終了しようと思います。

本日は、その理由と今後の方針、そして最後の記事としての令和7年ベストバイを書きたいと思います。

当サイトの始まり

当サイトは15年前の平成22年(2010年)、FC2のブログをプラットフォームとして出発しました。初投稿の記事が同年の1月ですから、正確に言うと来月で丸16年になります。

当時はまだガラケーとスマートフォンが混在していた時期で、SNSも未発達な時代でしたから、インターネット上にファッション関係の記事は多くありませんでした。

また、当時はまだまだスーツ文化も旺盛で、基本的に出社はどの業界もスーツにネクタイが標準でした。(まさか、その後にメガバンクですらカジュアル化が進み、果てはリモートワークが定着するなど夢にも思わないわけですが……。)

 

私自身は、大学を卒業して新卒で大手のIT企業に入社しており、当サイトを始めた当時は、20代の若手でした。

昔から趣味が多かったのですが、社会人になって役に立つ趣味の一つでもと思いのめり込んでいったのがスーツスタイルでした。当初、就職活動をするようになり、慣れないリクルートスーツを着ながら、「この変な服はなんとかならんもんか」「だらしないスーツスタイルだけは御免だ」というネガティブな理由から、スーツスタイルについて自分で調べ始めたのが切っ掛けです。

それが思った以上に面白く、のめり込んでしまったのです。そして、スーツスタイルは目的を持って上手に着こなせば、「嫌々着るお仕着せ」「なんとなく著る制服」ではなくて、もっと毎日の出社や仕事が楽しくなるのではないか、これは誰かに発信すべきではないか、という軽い気持ちからブログとして書き始めたのが当サイトのスタートでした。

自身もとある分野のITエンジニアであったことから、途中でFC2ブログを離れ、自身でWordpressのサイトを立ち上げ、そして現在に至ります。

記事は毎週更新していました。当時は、こんなシャツが、こんなスーツが、こんな靴が欲しいと、毎月のようになけなしの給料から新しいグッズを購入しては記事にしていました。(まぁ、今では考えられないほどの円高<1ドル80円前後!>で、靴の個人輸入が本当に楽しかったのを覚えています。)

またレビューの為の一眼レフカメラやトルソーを購入したりと、当時はやりたいことや買いたいものが沢山ありました。

サイトも月間50万PV程度になるなど、沢山の方にご覧頂けるサイトに成長しましたが、世の中や人生には様々な変化が起きるのです。

 

当サイトの終わり

事務的に箇条書きにしたいと思います。興味のある方は、箇条書きの下の説明もご覧下さい^^;

  1. カジュアル化と、リモートワークの定着によるスーツスタイル登板回数の減少
    オフィスのカジュアル化が進んだ結果、スーツ文化が縮小した。
    IT業界はもちろん、他の業界においても私服での出社が当たり前になり、私の興味の中心であるスーツ文化が、世間の興味を失った。また、コロナ禍を期に始まったリモートワークは、一定の定着を見た。欧米では出社回帰の流れは一部出ているものの、日本の事務職においては、人手不足の観点からも部分的なリモートワークは止められず、従ってスーツスタイルの登場機会が減った。何を言おう、私自身も含めて。
  2. 家事と育児による余暇の減少
    我が家は、若い世代では世の中一般的な、フルタイムの共働きである。従って、家事も育児も全て平等に分担している(能率には差があり、私が本当に分担出来ているかは議論の余地はあるが、少なくとも時間上は平等の分担が求められる)。これによって、「スーツ趣味」に割り当てられる時間は極端に減った。かつて生き甲斐だった週末は靴磨きは、もはや2ヶ月に1回できれば良いくらいにまでなった。そして、記事を書く時間も同様に減った。
  3. 仕事上の繁忙
    顧客と上司と仲間と運に恵まれたこともあって、30代前半で課長に、後半で部長になった。好きな仕事なので自身の差配できる範囲が増えたのはとても面白かった一方、当然責任は多くなり、業務時間も増えた。かつて、私が入社した頃の部長と言えば、フロアの雛壇でふんぞり返って定時で帰宅していた。しかし現在は、フリーアドレスの片隅で遅くまで馬車馬のように働く。「働き方改革」による残業規制により、一般社員から無限に働ける管理職へ、足りない労働が転嫁される様になった。Teamsなどのチャットツールによって、リアルタイムで様々な指示や報告が上がり即答が求められるようになった。そして、土日も含めて面白いように時間が溶けていく。その上で家事と育児は平等の分担を求められる。
  4. 動画、インスタ、AI……ブログ文化の衰退
    私自身はテキストサイトは今でも大好きで、RSSに登録しているサイトは100を越える。一方で、現役で毎週更新しているサイトはそのうち2割くらいになってしまった。やはり、文章を見て理解するのには労力を伴う。YoutubeやInstagram、Xなどの動画やショートコンテンツのほうが、見ていて楽だし、情報もすんなり入る。私に限らず記事執筆者にとって、「閲覧数(PV)の増加」は、ブログを書く大きなインセンティブの一つだったと思う。これが減った事で、多くのサイトが更新を停止した。さらに、以前は「細かい情報はやはりブログ」だったが、現在はAIに取って代わられた。
  5. Googleによるインデックス削除
    昨年(令和6年<2024年>)の10月頃から、当サイトのGoogleインデックスが一切外れた。トップページを含め、全てのページからインデックスが消された。日本における検索の大半はGoogleである。従って、Googleから消されることは、すなわちインターネット上から存在を消されることに等しい。
    公序良俗に反するコンテンツを掲載しているわけでも無し、数ヶ月もたてば元に戻るのでは……と思っていたが甘かった。1年経った今でも、新しい記事やトップページ含め一切インデックスされない。私はこれでもITエンジニアの端くれである。下した結論は、とても辛いが、当サイトが(Googleの何らかのアルゴリズムに抵触して)サイトドメインごとシャドーBAN(明確なペナルティを宣言しないペナルティによる削除)され、これ以上なにをやっても、このドメイン上では全てが無駄になる、というものだ。

 

今後の方針

冒頭に記載したとおり、今年のこの記事を以て、当サイトにおける新しい記事の投稿を終了しようと思います。

一方で、ファッションはもちろんですが、各種ガジェット類、それからビジネスマンとしてのIT業界内での面白い話、男性が働きながら家事育児をする上でのTIPSや体験談など、発信したい内容はまだあります。

まずはGoogleからインデックスされる別ドメインの新サイトをブログ形式で立ち上げようかと考えていますが、本当にブログ形式が良いのか、はたまた別の媒体にする or 併用するのか。この年末年始を利用して、少し考えてみたいと思います。(YouTubeなどの動画は、製作時間の都合上難しいかも知れません。)

なお、当サイトの情報は、このまま残そうと思います。

 

最後に

本当に最後になりましたが、これまで有り難う御座いました。

まだご覧になっている方がどの程度残っているか不明ですが、特に最後の1年、Googleにインデックスを外されてからは、ブックマークやRSS経由で見に来てくださる、常連の読者の皆様のコメントに支えられて、サイトを続けることが出来ましたし、別のドメインでなにかやってみるか、という力が僅かながらにのこっているのも皆様のおかげです。

新サイトが立ち上がったら本サイトのRSS及びFacebookページで告知しようと思いますが、リンクを直接書いて良いものか(つまり、Googleからすると、BAN対象サイトから移転告知がなされたサイトもBAN対象となるのではないか)、やり方については少し工夫が必要そうです。

そして、当サイトの恒例行事にもなりました、ベストバイで締めくくろうと思います。

 

令和7年ベストバイ

今回は、順不同でご紹介します(特にランキングとはせず、買って良かったものをご紹介します)。皆様のご参考となりましたら幸いです。

①ガーミン(GARMIN) スマートウォッチ Venu 4

3年前にベスト・バイとなったスマートウォッチ「Fitbit Charge5」。その後FitbitはGoogleに買収され、めぼしい後継機種が出ない状況となっていました。

条件は、①Androidにもメジャー対応していること、②少なくとも平日5日間は電池が持つこと(つまり①②からアップルウォッチはNG)、③外観がスーツスタイルにも合うこと(せいぜいサイズ41mm以下)、④そこそこ情報が表示されることの4点でした。

その4点に全て合致したのが、ガーミンのVenu4です。

睡眠を計測することで睡眠の質向上を目指せたり、Google Mapと連携してスマホを持たずに道を誘導してくれたり(客先訪問に便利)、高度・株価・心拍など様々な情報を手元で参照出来たり、さらにちょっとした暗がりを照らすLED(しかも赤色LEDも)が搭載されているなど、かゆいところに手が届きます。

普段は蒸れない様に、かつ睡眠を妨げないようにメッシュバンドを着用していますが、スーツスタイルの際はチタンベルトに交換しています。クイックリリースタイプを使えば、すぐに交換可能です。(18mmの一般的な時計のベルトがそのまま使えます。)

②椿油

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冬場の頭皮の湿潤と髪の毛の美しい艶をたもちつつ、整髪剤が不要なほど髪の毛がよく纏まります(とはいえ、スーツスタイルのようなビシッとした整髪には不適なので、スーツスタイルの場合は整髪料を併用しています)。

こちらは今年記事にしたので詳細は以下をご覧下さい。

③ユニクロ・感動パンツ/ウォームスマートパンツ

感動パンツも、今年記事にしました。調子に乗ってウォームパンツも購入。

ウォームパンツは、クリースに樹脂が塗られており、クリースラインが消えないようになっています。ユニクロもとうとうここまで来たかと、本当に感嘆しています。

ズボンの左右前面にある折り目である「クリースライン」は、スーツスタイル/ジャケパンスタイルにおいて、清潔感を保つ重要な部分です。通常はズボンプレッサーやアイロンで折り目を付けるのですが、この樹脂があるおかげで本当にメンテフリーになりました。

ネットに入れて洗濯機で洗い、軽く干すだけで十分です(本当にアイロン掛けが要らないのにはビックリ……)。

④テクシーリュクス

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こちらも記事にしましたので、詳細はそちらをご覧下さい。

実際には、まだまだ本格靴の方が格好が良く、大事な商談や講演会などは本格靴を履いています。しかし、普段の出社や客先訪問でも雨天の際には、テクシーリュクスの出番が増えてきました。

⑤リズム時計 RHYTHM モバイルハンディファン

ハンディファンはOLや女子大生が持つものという偏見があったのですが、夏場のビジネスマンには本当にオススメです。

これ1本で、客先訪問時に汗だくで商談に臨まなくて良くなります。

最近は節電の名の下に、ビルのエントランスの空調がかなり弱く、客先の会議室も同様、というケースが多くなっています。

以前は、「10分前について、トイレに駆け込み、冷水で手首から冷やすと汗が引く」といったTIPSをご紹介していましたが、これを持ち歩いてからは不要になりました。

二重反転プロペラを採用し、最弱モードでは音がまったく気にならないので、研修や講演会で受講者側に座りながら涼むことも可能です。軽くてどこにも持って行けますし、スマホの充電器で充電可能です。

 

 

  • この記事を書いた人
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Shichilie

新入社員時代に、着道楽だった祖父の影響でスーツスタイルに興味を持ち始める。様々な店で60着以上のスーツやジャケットをオーダーし、30足以上の革靴を収集・ローテーションしてきた。

趣味が高じて、2009年(平成21年)からブログでの情報発信を開始。

東京生まれの東京育ち。 好きな言葉:自我作古

詳細:「サラリーマンのファッションを考える」について

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